2004年に完全復刻し「再販」されたクロスのスペシャルシリーズ
人気のモチーフがよみがえりgoro’sの並びが増えたのもまたこの時期でした。
さて、価格が高いからこそ様々な偽物が生まれたクロスの、真贋の仕方を少しお話ししましょう。
※画像1
まず画像1のこの部分、goro’sのクロスはこのPカンが完璧にロウ付けされています。
偽物にみられるのは、ここのPカンが華奢だったり、曲がってついていたり、ロウ付けの雰囲気が違うのです。
Pカンに関しては現行のウニトップなどにも使われており、クロスとPカンのキャストは全く別物になります。
必ずロウ付けされていますので一体型の本物は存在しません。
※画像2
※画像3
皆様こちらの画像2と画像3の違いが判りましたでしょうか?
実はクロスの本物にはクロスとPカンが離れていない画像1のタイプと、クロスとPカンが少し離れている画像2のタイプが存在します。
よくgoro’sを真贋するときにノギスでサイズを測っているのはなぜだと思いますか?
シルバーは高温でゴム型に流して作りますが出来上がる前にシルバーが冷えるタイミングで最高の状態でも0.2%縮む性質をもっています。
簡単に説明すると10㎝の本物は9.8㎝の偽物として仕上がるのです。
DELTAoneがなぜ日本一の真贋を誇るのか?
他店とはノギスで測る場所すら違うのです。
そしてこれはDELTAoneにバイヤーとして入社すれば一日目に覚えさせられる基本中の基本です。
※画像4
画像4を見てわかる通りDELTAoneではPカンを含まないクロス事体の長さを完璧に測定しているのです。
クロスの真贋に必要なことはさらにホイールクロスであればホイールの大きさ
「ホイールのキズがある場所を基準にして現行のホイールなので1.79㎝」
「OカンのOLDクロスに関しては、同じ場所で測り1.82㎝」
その年代に作られたクロスがその年代に作られたキャストと同じ年代で組み合わされていることは本物を見極める絶対条件です。
フェザーがついているのであればフェザーの枝を含まない長さの変わらない場所で完璧に測定します。
goro’s特有のロウ付けは商品を見た数ほど勉強になるのです。
キャストが本物だからといって油断は禁物です。
DELTAoneでは全ての査定を完璧にクリアしたクロスのみがガラスケースに並ぶのです。
goro’s委託店で一番大切な事は何だと思いますか?
「本物を売ること。」
お客様の胸元に輝くクロスは是非DELTAoneにお任せください。
DELTAone